前田 大介展 端と肌理 Daisuke Maeda solo exhibition

2022.6.14(火)~6.19(日)開廊:12:00~19:00(最終日17:00まで)



毎日の生活の中で起こった出来事を全て覚えておくことは難しい。意識することも難しい平坦な時間の中での体験は、忘れたことさえも忘れてしまう。この前まで人が住んでいた家が突然廃屋になって、その時初めてその風景が自身の意識の外側にあったと気付くように、私は確かにそこで何かをしたのだが、それが何かを忘れてしまった。日常の体験の痕跡を拾い集めることで、「忘れたこと」の祖型を浮かび上がらせたいと思う。

前田 大介 / Daisuke Maeda
2005年大阪芸術大学美術学科卒業。
2007年に初個展。大阪を中心に作家活動を続けている。

[個展]
2022  「片と痕」kumagusuku SAS (京都)
2018 「 Works.12」 C.A.P 〔芸術と計画〕(神戸)
2017 「 Works.11」 Galerie Tzigane (大阪)
   
[グループ展]
2022 FACE展 SOMPO美術館
2021 シェル美術賞展 国立新美術館
    discovery art fair frankfurt  メッセフランクフルト ドイツ
2016 シェル美術賞展 国立新美術館
    ワンダーシード入選作品展 トーキョーワンダーサイト渋谷
2015 トーキョーワンダーウォール入選作品展 東京都現代美術館
   
[受賞歴]
2016 シェル美術賞能勢陽子審査員奨励賞

- 今展の開催について -
前田大介展は今年3月に開催した松浦茜展に続きEssential Art Worker社の企画によるもので、現代アートの分野における若手作家の支援を目的としたプロジェクトの第三弾です。今企画は、コマーシャルギャラリーにおいて若手作家に展示する機会を増やし、新たな感性の発見と出会いの場を作ることを目標としています。

Essential Art Worker社 山本純子

企画 /

協力 /

    LADS GALLERY