山部 泰司・移転の様態 展Yasushi Yamabe Exhibition
2021.7.20(火)~8.1(日)開廊:12:00~19:00(月曜休廊・最終日17:00まで)
京都泉屋博古館にある石濤の《報恩寺図》が、以前から気になっています。
《報恩寺図》を構成する風景の気体から液体、液体から個体のつらなりに不思議な様態を感じます。
今回、出品する作品を描きながら、その連続性と移転、断続などについて考えました。
今年に入ってながく使ってきたアトリエの移転を進めています。
自然のなかの新アトリエと鉄工所と新幹線の高架にはさまれた旧アトリエを行き来しながら作品を描きました。
2カ所のアトリエでの最初の作品と最後の作品の共存、展覧会のタイトルを《移転の様態》と決めました。
〈山部泰司略歴〉
1958年 岡山県生まれ、京都市在住
1981年 京都市立芸術大学美術学部美術科卒業
1983年 京都市立芸術大学大学院美術研究科修了
・最近の個展
2016年 「山部泰司 ~風景画の自由と速度~展」LADS GALLERY、大阪
「山部泰司 −変成する風景画の流れ−展」ギャラリーQ、東京
「山部泰司展 ~ここから始まる風景画~」奈義町現代美術館、岡山
2017年 「山部泰司展 山水周遊 廬山に取材し郭熙に倣う」LADS GALLERY、大阪
2018年 「山部泰司展 海の見える処へ」ギャラリーモーニング、京都
「山部泰司 80年代の仕事」LADS GALLERY、大阪
2019年 「山部泰司展〜山水探索〜」ギャラリーQ、東京
2020年 「山部 泰司 行旅臨流 展 」LADS GALLERY、大阪
「山部泰司 Stay in the flow」ギャラリーモーニング、京都
2021年 「山部 泰司・移転の様態展 」 LADS GALLERY、大阪
・主なグループ展
1982年 「スピリチュアル・ポップ」 (大阪府立現代美術センター、大阪)
1982年 「フジヤマゲイシャ」 (京都市立芸術大学ギャラリー、京都 / 東京芸術大学展示室、東京)
1982-1989年 「イエス・アート」 (ギャラリー白、大阪)
1986年 「アート・ナウ ’86」 (兵庫県立近代美術館、兵庫)
1988年 「花の表現」 (埼玉県立近代美術館、埼玉)
1990年 「第24回今日の作家 多極の動態展」(横浜市民ギャラリー、神奈川)
1994年 「アート・ナウ 関西の80年代展」(兵庫県立近代美術館、兵庫)
1995年 「日本の現代美術の断面展」(ヒュンダイ・アートギャラリー、ソウル・韓国)
1997年 「第2回 VOCA展」(上野の森美術館、東京)
2003年 「CONTEMPLATIONS」 (WORLD WORKS FINE ART、カリフォルニア・アメリカ)
2011年 「京都・洋画の現在」(京都文化博物館、京都)
2013年 「2kw 変電所計画 絵画のリズムとノイズ」 (2kw gallery、大阪)
2014年 「悦ばしき知覚 - 絵画の深さと明晰さについて」 (ギャラリー16、京都)
2015年 「FLOW 水は何をつなぎ、何処へ行くのか」(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、京都)
2016年 「Wabi Sabi Shima」(Thalie Art Foundation、ブリュッセル・ベルギー)
2017年 「第3回総社芸術祭2017 心のひだ・きびの美術-遠との共鳴-」(井山宝福寺、岡山)
2017年 「第30回京都美術文化賞」
2018年 「第30回京都美術文化賞受賞記念展」(京都文化博物館、京都)
2018年 「第五回新朦朧主義(2013 - 2018)」(北京清華大学美術館、北京)
2018年 「生きてゐる山水 廬山をのぞむ古今のまなざし」(岡山県立美術館、岡山)
2018年 「ニュー・ウェイブ 現代美術の80年代」(国立国際美術館、大阪)
2018〜2019年巡回 「アートの今・岡山展2018 Call&Response 呼応」
(岡山天神プラザ、高梁市歴史博物館、華鴒大塚美術館、岡山)
2019年 美作三湯芸術温度 山部泰司展「八景山水」(湯原温泉 八景、岡山)
2020年 「三密回避展・休廊中」ギャラリーパリ、横浜
「ドローイングの可能性」東京都現代美術館
「京都市京セラ美術館開館記念展 京都の美術 250年の夢 第1部~第3部 総集編-江戸から現代へ-」京都京セラ美術館
「Remote lands」Zuleika Gallery、Woodstock、英国
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