黒田 武志 作品展 静寂の観察
Observation of stills kuroda takeshi solo exhibition planned sandscape(operation:19)

2021.8.20(金)~8.29(日)開廊:12:00~19:00(月曜休廊・最終日17:00まで)



それは、とても遠い誰かの声
締め切った部屋の空気の動き

聞こえない音 視えない形

光のスピード 空の匂い
左手の動脈の振動
忘れてしまったあの人の名前

この世界に存在する幾つものカケラ

静寂の観察
僕は今日も、ゆっくりと瞼を閉じる

今回の作品展「静寂の観察」は、かつて存在したかもしれない妄想の研究者が残した、目には視えない何かを観察するための装置や
実験器具などの不可思議なモノたちが彼の死後発見され、展示されているというイメージで構成された展覧会です。

プロフィール:
黒田武志 Kuroda Takeshi
造形作家・デザイナー。sandscape主宰。「壊れて行くこと」「記憶と時間」「名前のないあやふやなもの」をテーマに、
科学・芸術・哲学を横断するようなコンセプトで、オブジェ、インスタレーション、映像など独自の表現活動を続けている。
またデザイナーとしても活動する他、劇団「維新派」の舞台美術を担当するなど活動は多岐に渡る。
作品集『ON THE PAPER』『不純物100%』『旅する絵はがき004/ワスレモノ』。
DVD『瓶詰めの記号/撹拌されるユリシーズ』がある。

website https://sandscape.biz

fb https://www.facebook.com/sandscape.kurodatakeshi
ig https://www.instagram.com/kurodatakeshi/
tw https://twitter.com/@sandscape_info

個展「呼吸の輪郭」より
インスタレーション「記憶の灯台」より

個展「ワスレモノ」より




「静寂の観察」展示風景